お知らせ詳細

2024年7月12日

令和6年度競技力向上セミナーを開催しました!

6月22日、大阪YMCA国際文化センターにて「競技力向上セミナー」を開催し、242名の方にご参加いただきました!

スポーツ分野に精通した先生方にご登壇いただき、『NO!スポハラ』活動や選手を支えるコーチングなど、様々な観点からご講演いただきました。

土屋 裕睦先生(大阪体育大学 教授)は
『NO!スポハラ:プレーヤーの主体性を伸ばすグッドコーチング』をテーマに、会場の参加者と対話しながら、スポハラ根絶に向けた「NO!スポハラ」について、指導現場でよくみられる事例を基に心理学の見地からお話しいただきました。またティーチングとコーチングの違いや選手の主体性を育てるために心理学の知見を活用したアプローチなど、グッドコーチになるための内容が盛沢山でした。

山田 尚史先生(フェニックス法律事務所 弁護士)は
『スポーツ指導におけるコンプライアンス』をテーマに、スポーツ現場における過去の体罰・暴力やハラスメントの事例をご紹介いただき、選手そして指導者自身も守るために指導のコンプライアンスの重要性をお話しいただきました。また、「NO!スポハラ」が重要視される昨今、「指導と体罰・パワハラ・セクハラとの境界線」について、実際の指導現場の特性を踏まえてお話いただきました。

小笠原 一生先生(大阪大学大学院医学系研究科 講師)は
『競技を知り、選手を守り、パフォーマンスを支える』をテーマに、競技動作から起こり得る傷害について、発生するメカニズムを学び競技を理解することの重要性や指導者が選手の特性を活かし、安全な動きのコンセプトを与えることができる可能性など重要な示唆に富んだ内容でした。また男子ハンドボール日本代表の科学スタッフとしてのご経験から選手への科学的サポートやトレーニングについてお話しいただいきました。

ご参加いただいた皆様、ならびにご登壇いただきました講師の先生方ありがとうございました!
次回の更新研修は2月頃を予定しています。たくさんのご参加をお待ちしております!

講演内容;
『NO!スポハラ:プレーヤーの主体性を伸ばすグッドコーチング』:土屋 裕睦先生(大阪体育大学 教授)
『スポーツ指導におけるコンプライアンス』:山田 尚史先生(フェニックス法律事務所 弁護士)
『競技を知り、選手を守り、パフォーマンスを支える』:小笠原 一生先生(大阪大学大学院医学系研究科 講師)

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